生きながら火に焼かれて
2004年10月3日 読書
これはものすごい習慣である。日本でのほほんと暮らし、恋愛が上手くいかないだの、新しい携帯電話が欲しいだのとほうけている私達若者からは想像もつかぬ世界である。インドではこのような習慣があるということは以前から知っていたが、この本の場合はヨルダンである。人権どうこうの前に「概念」が問われる問題である。とにかくこの本のレビューを参照いただきたい。
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さて。
今朝は目がさめたら昼の十二時であった。昨夜横浜に夜中までいたのが災いしたのか。母が出かける前に十時には家を出て、私の運転する車で食料品を買出しに行くはずであった、がすでに彼女は外出しており、一階のテーブルの上には万札と買い物リスト。ソファーに座っていた父に買い物に行くといわれ、母同乗で無いと運転してはいけないことになっている私はアンタ一人で行ってくれと頼んだ。運転できないならこの寝癖を直す必要もない。というわけで三時になる今でもパジャマのままである。
ここ数日本当に目の回るような忙しさで日記を更新する暇もなかった。私がここで何度か書いた塾高出身のJに日記がばれたから放置していたわけではないことをハッキリ言っておきたい。というよりもアレだけヒントを言った時点で、頭脳明晰な君には見つかってもおかしくないとも思っていたし、私は君のことを大学で一番ほれ込んでいる女友達であると自信を持っていえてしまうし、嘘偽りなく悩みも話してきたからここに書いてあることとそう真実はたがわぬものである。どうぞこれからも好きなだけ見ていくように。ただ、本当に努力家の君にはなかなか衝撃的な事実もあったようだ。今までも言ってきたじゃないか、私は”自主的な”受験勉強というものをやっていないといったら本当にやっていないのだ。入試当日朝まで遊んでいたなどということは信じられなかったのだろう。しかし、この日記を読めば、確かにその日朝までインターネットをつないで長々と日記を更新していた私がいたことが分かるであろう。これは、自慢でもなく、ただ、本当にこういうバカな生き方をして運良く大学に入って、君と出会っている、私みたいなやつもいるんだということを知ってもらえたのであればいい。だから、私は心から君の全てに感動するし、心から尊敬している。全く違う人間だから。
今、民放で「私第二夫人になりました」というノンフィクション番組を見ていた。南の島の生活に憧れて、バリ島に第二婦人として嫁いだ日本人女性を追ったものだ。結婚条件として彼女が持参した百万円で傾きかけていた掘立て小屋を、華美としか言いようのない家に建て替えた。といってもこじんまりとした一階建てのものであるが。それなのに地位は第二婦人、風呂場もなければ台所もない。彼女の部屋さえない。
一番許せない、と思ったのはその現地出身の彼女の旦那である。結婚してからは彼女の金を当てにして、今までの仕事をやめてしまったのだ。一夫多妻制が当然の当地では、第一婦人と第二婦人が同居させられることも稀ではなく、彼女の家庭の場合は、彼女が家を空ける間に第一婦人が部屋に忍び込み、日本から持ってきたものや生活用品に汚水を撒き散らすのは日常茶飯事だという。女というものは、どんな状況下でも例外なく嫉妬という感情に駆られやすい弱く、時にはどんなことでも出来てしまう強く恐ろしい生き物なのである。第二婦人の部屋は第一婦人と旦那の寝室の横にあり、金を置いて泣いて日本に帰ってくれればいいのにと言われているという。彼女がどうして南の島に行ったのかは詳しくは語られていなかったが、もはや引き返せない状況なのか?というよりも諦めにも近いのであろう。自分の部屋に泊まりに来た旦那に、泣いて「向こうでは週何回セックスをしているの」と訴えても、どちらも手放す気のない人間に問い掛けているのだから埒があかない。肌を隠せとは言わないが、ここバリ島地域にも男尊女卑がしっかりと根付いていて、誰もそれを疑おうとはしないのだ。権利を要求するのであれば義務を果たさねばならない。これは当然のことであるが、では現地の男性は一夫多妻制の見返りに何をしているのか。先ほど述べたように、仕事をやめて日本人女性の金をあてに生活する、これは現地では良くあることだというが、それで自分が情けないとは思わないのか。それで男が上に立つものであると言ってよいのか。。「二人の妻には仲良く同居して欲しい」とよくのうのうと言えるものだ。プライドはないのか・・・ないのであろう。まず、絶対的に男は女とは違うという環境下で育ってきてしまったので、そのような概念が抜けているのだろう。すこし違うかもしれないが、女は男の後をついてくるだけ。アラブの方では人権さえ与えられていないというのだから。究極的には偏った教育が根源であるというところにまで話はさかのぼるのであろうが・・・。
憤りに任せた上記のような意見は、私のように勉強不足―例えば宗教上の概念からくる問題も多くあろう―の人間がただメディアを通して見たものに対して感じたことを突発的に書いただけのものであるので、なにかしらの概念が抜けている議論を持ちかけているに過ぎない。自分は世界史が嫌いで、諸外国の歴史、現在にいたってもなお残る数々の問題を全くといっていいほど知らない。大学まで進んでおきながら、なんと視野の狭いことかと嘆きたくなるが、実際こんな人間が多いのであろう。ただ、そんな一個人が思ったことを書いてみた。ありきたりの意見ではあるが。
もし、これを友人J君が見ていれば、「君らしいね」と言うだろうと思う。
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さて。
今朝は目がさめたら昼の十二時であった。昨夜横浜に夜中までいたのが災いしたのか。母が出かける前に十時には家を出て、私の運転する車で食料品を買出しに行くはずであった、がすでに彼女は外出しており、一階のテーブルの上には万札と買い物リスト。ソファーに座っていた父に買い物に行くといわれ、母同乗で無いと運転してはいけないことになっている私はアンタ一人で行ってくれと頼んだ。運転できないならこの寝癖を直す必要もない。というわけで三時になる今でもパジャマのままである。
ここ数日本当に目の回るような忙しさで日記を更新する暇もなかった。私がここで何度か書いた塾高出身のJに日記がばれたから放置していたわけではないことをハッキリ言っておきたい。というよりもアレだけヒントを言った時点で、頭脳明晰な君には見つかってもおかしくないとも思っていたし、私は君のことを大学で一番ほれ込んでいる女友達であると自信を持っていえてしまうし、嘘偽りなく悩みも話してきたからここに書いてあることとそう真実はたがわぬものである。どうぞこれからも好きなだけ見ていくように。ただ、本当に努力家の君にはなかなか衝撃的な事実もあったようだ。今までも言ってきたじゃないか、私は”自主的な”受験勉強というものをやっていないといったら本当にやっていないのだ。入試当日朝まで遊んでいたなどということは信じられなかったのだろう。しかし、この日記を読めば、確かにその日朝までインターネットをつないで長々と日記を更新していた私がいたことが分かるであろう。これは、自慢でもなく、ただ、本当にこういうバカな生き方をして運良く大学に入って、君と出会っている、私みたいなやつもいるんだということを知ってもらえたのであればいい。だから、私は心から君の全てに感動するし、心から尊敬している。全く違う人間だから。
今、民放で「私第二夫人になりました」というノンフィクション番組を見ていた。南の島の生活に憧れて、バリ島に第二婦人として嫁いだ日本人女性を追ったものだ。結婚条件として彼女が持参した百万円で傾きかけていた掘立て小屋を、華美としか言いようのない家に建て替えた。といってもこじんまりとした一階建てのものであるが。それなのに地位は第二婦人、風呂場もなければ台所もない。彼女の部屋さえない。
一番許せない、と思ったのはその現地出身の彼女の旦那である。結婚してからは彼女の金を当てにして、今までの仕事をやめてしまったのだ。一夫多妻制が当然の当地では、第一婦人と第二婦人が同居させられることも稀ではなく、彼女の家庭の場合は、彼女が家を空ける間に第一婦人が部屋に忍び込み、日本から持ってきたものや生活用品に汚水を撒き散らすのは日常茶飯事だという。女というものは、どんな状況下でも例外なく嫉妬という感情に駆られやすい弱く、時にはどんなことでも出来てしまう強く恐ろしい生き物なのである。第二婦人の部屋は第一婦人と旦那の寝室の横にあり、金を置いて泣いて日本に帰ってくれればいいのにと言われているという。彼女がどうして南の島に行ったのかは詳しくは語られていなかったが、もはや引き返せない状況なのか?というよりも諦めにも近いのであろう。自分の部屋に泊まりに来た旦那に、泣いて「向こうでは週何回セックスをしているの」と訴えても、どちらも手放す気のない人間に問い掛けているのだから埒があかない。肌を隠せとは言わないが、ここバリ島地域にも男尊女卑がしっかりと根付いていて、誰もそれを疑おうとはしないのだ。権利を要求するのであれば義務を果たさねばならない。これは当然のことであるが、では現地の男性は一夫多妻制の見返りに何をしているのか。先ほど述べたように、仕事をやめて日本人女性の金をあてに生活する、これは現地では良くあることだというが、それで自分が情けないとは思わないのか。それで男が上に立つものであると言ってよいのか。。「二人の妻には仲良く同居して欲しい」とよくのうのうと言えるものだ。プライドはないのか・・・ないのであろう。まず、絶対的に男は女とは違うという環境下で育ってきてしまったので、そのような概念が抜けているのだろう。すこし違うかもしれないが、女は男の後をついてくるだけ。アラブの方では人権さえ与えられていないというのだから。究極的には偏った教育が根源であるというところにまで話はさかのぼるのであろうが・・・。
憤りに任せた上記のような意見は、私のように勉強不足―例えば宗教上の概念からくる問題も多くあろう―の人間がただメディアを通して見たものに対して感じたことを突発的に書いただけのものであるので、なにかしらの概念が抜けている議論を持ちかけているに過ぎない。自分は世界史が嫌いで、諸外国の歴史、現在にいたってもなお残る数々の問題を全くといっていいほど知らない。大学まで進んでおきながら、なんと視野の狭いことかと嘆きたくなるが、実際こんな人間が多いのであろう。ただ、そんな一個人が思ったことを書いてみた。ありきたりの意見ではあるが。
もし、これを友人J君が見ていれば、「君らしいね」と言うだろうと思う。
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